住宅ローン控除の確定申告書の作成方法

住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)とは、居住用の住宅を取得した際に、その取得に係る資金に充当するために借り入れた金額の年末時点における住宅ローン残高の1%相当額を、所得税および住民税から控除する制度を言います。

この住宅ローン控除を適用する為には、適用初年度に確定申告をする必要があります。その確定申告書の作成方法は、まず医療費控除やふるさと納税に係る寄附金控除などを受ける場合と同様に確定申告書第一表の収入金額、所得金額、所得から差し引かれる金額(所得控除)、税額までを記入します。

次に、住宅借入金等特別控除額の計算明細書の一面に居住開始年月日、取得対価、総床面積、住宅ローンの年末残高などの項目を記入し、二面に記載されている適用を受ける特例の算式に当てはめ住宅借入金等特別控除額を算出します。

最後に、第一表の住宅借入金等特別控除額の項目に算出した金額を記入し、税額からその金額を差し引いて残額がある時は2.1%の復興特別所得税を加算して所得税額を計算し、無い時は税額0円と記入します。なお、控除しきれない金額がある時は住民税の税額から控除(限度額あり)される事となっています。

また、確定申告の際には、申告書と住宅借入金等特別控除額の計算書、住民票の写し、住宅ローンの年末残高証明書、登記事項証明書(登記簿謄本)または売買契約書あるいは請負契約書の写し、源泉徴収票(給与所得がある場合)などの書類が必要となりますが、2年目以降に適用を受ける場合は申告書と住宅借入金等特別控除額の計算書のほか、住宅ローンの年末残高証明書があれば良いとされ、給与所得者の場合は年末調整で控除する事ができます。