足場なしの外壁塗装のメリットとは

マンション住まいは便利ですが、大規模修繕の時には足場が組まれ、長期間にわたってシートで覆われ、部屋が暗くなったり布団が干しづらくなったりして、気分もすこし暗くなりますね。部屋の外に組まれた足場から、だれか入ってくるのではと不安になる人もいるでしょう。管理組合の理事長さんの中には、前回にはなかった一戸建てが目の前に建ってしまい、足場を組もうにも十分なスペースがあるのかどうか、また他の設備の交換を優先したために予算が足りなくて、少しでも節約したいと思っている人もいるでしょう。
外壁塗装の費用の半分以上は実は足場代だということは、知られているようであまり知られていない事実です。また、十分なスペースや足場を安全に設置できないような立地の所では、外壁塗装が満足にできない場合もあります。そこで現れたのが無足場工法。以前からビルの窓ふきなどでは、屋上からつりさげたゴンドラに乗って作業員が清掃を行っていましたが、同じようなやり方で外壁塗装を行う工法が、最近広まってきました。事前の調査から、下地補修、外壁洗浄、塗装、シーリングまで、すべて天井からのつりさげで行います。
足場なしの工法のメリットは、まず足場代がかからないこと。そして、足場の組み立てや解体に伴う工期の延長や騒音がなくなることです。また防犯面でも泥棒等が入りにくくなりますし、シートをかけないのでほぼ普段通りの生活が送れます。ただ、作業員にとっては足場工法よりもいくらか危険な作業になるので、熟練した職人中心の作業となるため、作業費は高くなります。また、シートをかけないので、物が落下する危険のあるところでは十分な注意が必要になります。
それでも、足場代は作業費の上乗せ分を上回るので費用面でも節約できますし、住民にとっても大規模修繕時の圧迫感や不安感がなくなりますから、これからの修繕計画では選択肢の一つとして、十分考慮に値するでしょう。
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